先週の土日に、西南学院大学と九州大学で水俣の話をさせてもらった。
そのときお客さんだった方が、福岡からはるばる足を運んでくれた。

嬉しくて嬉しくて。
考証館を解説させてもらって、一緒にお昼ごはんを食べに行った。
道中は、プチ水俣まち案内。私は地元を紹介するのが好きだとつくづく思う。
きっと相思社に入らなかったらこんな愉しみは見つけられなかった。

何かを探して子連れで旅をしていた頃は、そんなこと考えもしなかったけど、すべては足元にあった。そして相思社は、居ながらにして旅。

ご飯を食べながら、こんどはお客さんの生い立ちを聞く。
三池の出身で、子ども時代に経験した炭塵爆発の話。
働いていた身内は、自分たちに心配をかけまいと、
「炭鉱は世界一安全で、中もきれいだよ」と話していたそう。
だけど炭塵爆発があって。今も中毒に苦しむ人たちがいる。

お互いに、知っていかなくちゃ。今度は私が行きます、三池。

先週のイベント、下手でもなんでも飛び込んで、よかった。

今度は泊まりに来てくれるそうなので、またゆっくりと話したい。

お声かけくださった方に、出会った方たちに改めて、ありがとうございます。

ごんずいの編集を任せてもらって四苦八苦。これからは自分たちでやらなきゃいけなくなるんだからしっかり覚えよう。そして夕方、若手で会議をした。テーマはこれからの相思社について。