実物貸出資料

漁村の暮らしの道具

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1.たこ壺

素焼または陶製で、ロープに繋いで海底に沈める。1〜2夜おいて引き上げる(2点セット)
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2.箱めがね

海の中を覗いて、タコや海藻採りに使用する
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3.タチ針

タチウオ釣用の針
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4.タチ釣用糸枠

船釣りに使われる糸枠。
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5.うなぎてご

うなぎを捕らえる漁具。入り口からうなぎが入ると出られない仕掛になっている。
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6.狩刺網(かしあみ)

クマエビ、コノシロ(コハダ)、タチウオなどを捕る時に使う。
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7.イカガナ(擬餌針)

イカ釣用の餌木。エビの姿に似せてある。桐製。
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8.貝掘り

潮が引いた後の浜で貝を掘るのは、海辺の人々ばかりでなく、山間の村人にとっても、生活のためであり、楽しい遊びでもあった
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9.シュロの皮

南九州原産ヤシ科の常緑喬木。ほうき、はけ、なわなどの材料として用いる。
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(大)
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(小)

10.シュロ縄

シュロの毛で作った縄
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11.カーバイドランプ

夜ぶり(夜間の漁)の時、手に持って魚を見る。ガス灯とも呼ぶ
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12.石油ランプ

流し網の目印としてうきに取り付けて使う。「ことぼし」とも呼ぶ。

現在のチッソ製品

現在のチッソ製品

(キャプションのみ)
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13.化学肥料

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14.硝酸ガメ

戦前のチッソ製品の一つ、硝酸の容器。硝酸は火薬原料として軍需用に製造され、チッソは日本最大の製造能力を持っていた
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15.塩化ビニール樹脂

(農業用ビニール・ビニールホース)
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16.ポリプロピレン

(石けん受け・洗濯バサミ・スプーンセット)
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17.ES繊維

(おむつ・お尻ふき)
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18.液晶

(電卓)
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19.ソルビン酸

(ワイン保存料)
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20.香料

(シャンプー・リンス)
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21.チッソのパンフレット

その他
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22.怨の旗

「水俣病患者への無条件、かつ絶対的な支援」を唱えて、熊本をはじめ全国各地に生まれた「告発する会」は、「チッソへの怨み」を旗印に、裁判や自主交渉の支援に駆けつけた
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23.視野狭窄(体験メガネ)

水俣病には「視野狭窄」といって、目の周りが見えにくくなる症状がある。家の中で柱にぶつかりやすかったり、足元が見えにくくなる。器具を目に当て、物を見ることで体験してください。
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(大)

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(小)

24.水俣湾の水銀ヘドロ

30年以上にわたって水俣湾に流され続けた水銀は、湾奥部で1957年(昭和32)年当時、2000ppm(湿重量)を越えていた。水俣湾にたまったヘドロは178万m3といわれ、その内、熊本県によって25ppm以上の水銀ヘドロが浚渫・埋め立てされた
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25.水俣湾の仕切網(部分)

1974年、熊本県は水銀汚染魚の拡散防止のためとして、水俣湾に仕切網を設置、汚染魚の捕獲作業を始めた。捕獲された汚染魚は焼却されるか、またはドラム缶に詰め水俣湾埋立地に埋め立てられた。1997年に湾内の魚介類の安全宣言が出され、仕切網は23年ぶりに撤去された。実際の仕切網の深さは30m、全長は最長の時で7.5kmあった。

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