コラム 水俣の再生とみなまたグリーンツーリズム
トップ | 水俣まち案内
コラム 水俣の再生とみなまたグリーンツーリズム
水俣のグリーンツーリズムとは、水俣病を経験した水俣を見て回れること/水俣病の経験を活かした水俣再生の取組みが見られること/源流域から河口までを一つのまちに持ち、山村・農村・漁村・町という自然と暮らしがすべて体験できること。
水俣は、20世紀後半に人間が引き起こした水俣病という大きな波に飲み込まれたまちです。物質的、経済的豊かさを追い求めた結果、自然が汚され、自然と共に暮らしていた人たちから健康や暮らしが破壊されていきました。
そのような水俣で、傷ついた自然と人、人と人とのつながりを結び直そうという試みが行われています。
水俣には山と海をつなぐ川があります。その流域のそれぞれの地域で、自分の使っている水の行方、植物の使い方や食べ方、山や水の神様のことなど、自分たちの暮らしが地域の水の恵みや自然に寄り添ってあることを住民自身が協働で調べることも行われてきました。そして、自然の恵みを受ける生活の豊かさ、楽しさを再発見し、物質的な豊かさだけではない暮らしの創造が始まっています。
水俣のグリーンツーリズムは、住んでいる人と共に、日常の暮らしとそれを取り巻く自然を体験し、感じ、新たな「まなざし」を得ることです。それは、水俣から見えてくる希望であり、相思社設立以来の壮大な夢「もうひとつのこの世」につながるものではないでしょうか。
