御所浦あれこれ




2008年 夏  「油代の要っとばい」    川部 岬



海上タクシーの内部。
小さくまとまっていて落ち着く。



御所浦島周辺に散らばる小島。
かつてはこんな島にも
人が暮らしていた。



干物を作っている森枝さん。
夏は民宿の前でカキ氷屋さんをやっている。
手づくりの屋台が目をひく

 この夏、半年ぶりに御所浦へ渡った。今年度から週に3回、火・金・日曜に出ている定期便の海上タクシー運賃は、水俣−御所浦片道1,000円(所要時間約30分)。同じ航路のフェリーが昨年5月になくなり、なかなか御所浦に渡れずに困ると言っていたところだった。フェリーではないが、気軽に出掛けられるので大変助かっている。フェリーが片道880円(所要時間1時間半)だったことを考えると、定期便の海上タクシーは利用者にとって利用しやすい価格設定ではある。


 一方で海上タクシーを1艘チャーターした場合、今年8月から水俣ー御所浦片道10,000円かかることになった。これまで片道8,000円だったところが、原油価格の高騰で段階的に値上がりしたのである。日常で船を使う方々の負担が増している。漁師曰く「油代の要るとばい。漁獲のなかれば赤字の日もある」。魚を食べる私たちにできることは、適度な価格で魚を買い、魚を食べることである。

   
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