ヨハネスブルグ・サミットにおける水俣からのメッセージ

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水俣からのメッセージ
The Message from MINAMATA to the World
ヨハネスブルグ・サミットでの水俣病の教訓の世界への発信

(趣旨・目的)
水俣病患者、研究者、関係者がヨハネスブルグ・サミット(2002年8月26日から9月4日に開催)において、水俣病の歴史を踏まえて水俣病の教訓を世界に向けて発信する。そのことによって、世界の公害発生防止に寄与する。
(活動の概要)
2002年8月に南アフリカ・ヨハネスブルグにおいて開催される「持続可能な開発に関する世界首脳会議」(通称:ヨハネスブルグ・サミット)に、水俣病患者、水俣病研究者、関係者及び事務局員が参加し、水俣病の歴史を踏まえて水俣病の教訓を世界に向けて発信する。
(活動を行うこととなった背景)
1972年にスウェーデン・ストックホルムにおいて開催された、第1回国連人間環境会議に、水俣病患者及び研究者が参加し、水俣病の実情を伝え「水俣アピール」を世界に向けて発表し、水俣病センターの設立を訴えた。水俣アピール発表から水俣病センター設立の動きが本格化し、その2年後の1974年に財団法人水俣病センター相思社が設立された。

ストックホルム会議から30年の年月を経て、水俣病問題を取り巻く状況は大きく変化した。1973年に水俣病第一次訴訟判決、補償協定調印が行われたが、患者補償問題は更に混迷化し、1995年に政府の水俣病解決策が発表され、主たる患者団体がそれを受け入れるまで解決を見なかった。
1995年以降被害地域では「もやい直し」を合い言葉に水俣病の教訓を踏まえた地域再生と水俣病の経験を伝える事業を環境省、熊本県、水俣市など地元行政と地域住民、水俣病患者が一体となり押し進めている。ストックホルム会議以降30年の水俣病の経験を世界に伝えることは大きな意味を持つと思われる。
(活動の計画)
1 参加者
・佐々木 清登(水俣病患者・水俣病センター相思社理事長・水俣病患者連合会長)
・開田理巳子(水俣病患者・語り部)
・ティモシ-・ジョージ(水俣病研究者・アメリカ在住)
・弘津敏男/神沢聡(水俣病センター相思社職員・事務局)
2 水俣病セミナ-(水俣病患者及び研究者の講話と討論)
・佐々木清登さん、開田理巳子さんに自らの体験を語っていただきます。会場からの質問や意見も交えて、伝えるだけではなく、相互交流に深めていきたいと思っています。
・ティモシ-・ジョージさんに講演をしていただき、水俣病患者も加わり、会場の人びとと討議・交流を深めていきたいと思っています。
3 水俣病写真展
・中心になるのは桑原史成さんの写真です。その他に、宮本成美さん、芥川仁さんの写真も展示するつもりです。
4 ビデオ上映
・土本典昭監督の映画(英語版)を中心に上映する予定です。
5 水俣病パネル展
・相思社で英文パネルを作成し、水俣病の概略を紹介する予定です。
6 パンフレット等の配布
・「水俣からのメッセージ」( 佐々木清登氏、 杉本栄子さん、 緒方正人氏、 開田理巳子さん、栗原彬氏、C.W.ニコル氏、 カレン・コリガンさん、 ティモシ-・ジョージ氏、土本典昭氏、 吉井正澄氏、 宇井純氏、原田正純氏、それに弘津敏男のメッセージを日本文と英文で並記したもの)の作成と配布。
・「水俣病10の知識」の英語版(水俣市立資料館提供)の配布。
・「相思社パンフレット」の英語版の作成と配布。
・「水俣病展」のパネルの英訳小冊子(水俣フォーラム提供)の配布。
・「水俣病関連英文書籍の紹介と解説」(水俣フォーラム作成・提供)の配布。
7 プロモーションビデオ
・水俣病を紹介するビデオ「The Message from MINAMATA to the World」(VHSビデオ・6分・英語版)を作成(200本)。海外のマスコミ関係者等に配布する。
※この他、8月24日には開田理巳子さんが中心となって、(水俣で行うのにあわせて)同じ日に月を仰ぎ、「イヨマンテン」(魚満天)を行う計画もあります。
8 サミット後の活動予定
・報告集の作成。
・報告集会の開催。

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