長崎大学熱帯医学・グローバルヘルス研究科の研修

3月10日から3月18日まで、長崎大学熱帯医学・グローバルヘルス研究科の研修でコーディネートとガイド(英語)を担当しました。当初は学生21名で計画していた研修ですが、コロナの状況を考慮し学生3名で実施しました。

水俣では、遠見の家(水俣病協働センター)の谷由布さん、協立クリニックの高岡滋さん、浮嶌清巳さん、吉永理巳子さん、杉本肇さん、蜂谷紀之さん、水俣市環境課の堀昌志さん、おれんじ館の徳富一敏さんにお話しを聞きました。

社会的な被害、水銀以外の汚染物質がもたらした影響、患者をめぐる状況と精神的な被害の関係、水俣病患者への支援のあり方など、参加者はそれぞれのテーマを持って水俣を訪れ、安賃闘争と水俣病の関連、なぜ差別が生まれるのか、社会的な状況が個人に与えた影響、被害者やコミュニティの分断など、講話後や一日の最後に感想や疑問点を話すディスカッションの時間をとりました。

1日は愛林館で過ごして豆腐作りも楽しみました。が、ホテルに滞在していることをすっかり忘れて豆腐を作りすぎてしまい、豆腐ひとり一丁とおから炒めとカレーという満腹になりすぎる昼食になってしまいました(すみません!)。

天気に恵まれたこともあり、フィールドワークでは水俣市内や海岸沿いをたくさん歩きました。また杉本さんの船に乗船させてもらい、海藻の森がゆれる春の海も見ることができました。水俣の山も海もじっくり空気を吸って体験してもらえたのでは、と思います。

船の上から杉本肇さんに茂道湾の湧き水を見せてもらいました

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