休日考証館当番中です。

相思社では、日曜祝日も考証館を開館しています。今日は永野が当番です。
お客さんの来られていない今は、金曜日に行なった「相思社の今後のあり方を考える委員会」のまとめをやっています。金曜日は地域づくりについて話し合いました。次回は、「水俣病患者とのつきあい」と「水俣病を伝える」をテーマにします。(永野と葛西呼びかけ。今年の8月から来年度末まで、二ヶ月に一度のペースで行なっています。委員7名で構成され、相思社のこれからを考えます。委員の方からは積極的な新規事業の提案がなされています。)
午前の考証館は、まだ高校生だった1972年に水俣は坪谷(月浦)の支援者プレハブに居候していたという大阪在住のお客さんが来られました。 当時から水俣病センター構想はあったそうで、だけど相思社へ来たのは初めてとのこと。
40年ぶりの水俣。「当時、大阪では飲まれていなかった焼酎に出会い驚いた、袋の漁村は埋め立てられて随分様子が変わってしまった、恋路島が埋め立てによって近くに見えるようになった。川本輝夫さんの家が建てかわっていた。」というお話を聞きました。回想にふけるお客さんの隣で、私も想像をふくらませます。
午後からは山口県からいらした50歳代のお客様がご夫婦でいらっしゃいました。出水市で行われたマラソン大会で42.195キロを走った後のご来館。す、すごい!乱れのなさにびっくりデス。原田先生の影響で水俣病に興味を持たれたそう。書籍をお求めいただいた後、館内をご案内しました。原田先生のご意思を継ぐべく、水俣病の概要と現状、昨年させてもらった原田先生へのインタビューのお話などをしました。「どうしようかと思っていたけど、足をのばしてよかった。過去の話だと思ってましたよ。みんなそう思ってる。伝えないといけないね。」そう、そのために考証館はあるのです。お帰りの時には「運営も大変ですけど頑張ってね!また来るね。」と励ましのお言葉までいただきました♪はいっ、頑張ります!ほんとにまた来て欲しいです。これから運転して山口まで帰られるとのこと。お疲れのところありがとうございました。お気をつけて!

水俣病歴史考証館は、今日も5時まで開いてます♪

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