大正大学 西林ゼミが水俣合宿

2022年11月14日~16日まで、大正大学西林ゼミの皆さんを案内しました。

14日、鹿児島空港に到着したみなさんと、鹿児島の永野というバス停で待ち合わせ、そこから金山の採掘・精錬跡を見学しました。北薩地域は金が豊富で今でも掘っているところがあります。見学した永野金山は江戸時代から1953年まで掘られていました。
お昼は曽木の滝公園で鯉定食を食べ、午後は曽木の滝や曽木第二発電所遺構を見学しました。15時ころに相思社に到着、職員永野が講話をしました。

15日、午前中は自主的に市内を散歩してもらいました。こちらの都合もあったのですが、アテンド無しで地図を見ながら自分たちの足で歩いてみるのも探究心が発揮されてよかったみたいです。
午後は市内の水俣病関連地めぐり。湯の児半島大崎公園から不知火海眺望、大回りの塘(うまわりのとも)、旧工場跡を見学。水俣駅、チッソ正門を見学、百間排水口、水銀ヘドロ埋立地親水護岸見学、漁村を見学してから相思社に戻ってきました。最後に相思社・水俣病歴史考証館を見学。

16日は水俣の「きぼう・未来・水俣」で待ち合わせをして、胎児性の患者のみなさんによる「伝えるプログラム」に参加しました。そこで相思社の案内は終了しました。午後は市立の資料館を見学してからお帰りになったようです。

永野金山 坑道跡
曽木の滝
水銀ヘドロ埋立地の護岸に建立されているお地蔵様を見て歩く
きぼう・未来・水俣での「伝えるプログラム」
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