無農薬甘夏再販のお知らせ!

水俣の柑橘・玉ねぎをお楽しみいただいているみなさまありがとうございます。春も徐々に夏に近づき、爽やかな柑橘をさらに食べたくなってきました。
さて、甘夏は先々週には完売のお知らせを出してしまっておりましたが、今回新たに甘夏を出していただける方が見つかりました!
水俣の漁村、茂道で自然栽培をされている鐘ヶ江鼓子さん、貴裕さんご夫婦です。急な畑訪問だったので、貴裕さんにはまた来年写真に写っていただきます。鼓子さんは水俣で柑橘販売の事務局をずっとされていらっしゃり、貴裕さんは水俣に移住して甘夏栽培を始められた方です。
畑でお話を聞かせていただいて、草生栽培という畑作りを教えていただきました!草生栽培というのは果樹園の下草を刈らずに、下草の根によって土壌改良を行う栽培方法です。下草の根が土壌を覆うことで土壌の保水性や有機物量を増やすことができます。畑をビニールなどで覆うマルチチングを自然に行っているような取り組みです。こういった農法は自然栽培と言うのですが、有機栽培とも異なり、有機肥料や天然由来の農薬も用いずに、自然の力を最大限に利用した農法です。私(坂本)は、自然栽培は難しいだろうと思っておりましたが、大きく実った鐘ヶ江さんの甘夏はとても立派でした。味は、4月まで完熟させた甘さがあり、酸味はほかの生産者のものより薄く食べやすいです。皮に関しては、無農薬甘夏なので安心してマーマレードにお使いいただけます。

今回は緊急で出していただきましたので、急なお知らせでしたが、4月いっぱいまでご注文いただけます。みなさま、この機会にぜひご注文ください。
https://www.soshisha.org/jp/shop/product-category/orange

鐘ヶ江鼓子さん。お連れ合いの貴裕さんとご一緒に栽培されています。
鐘ヶ江さんの畑から見た茂道。気持ちのいい海風と日差しが甘夏を育てます。
紫の花はマメ科のヘアリーベッチ。根が大気中の窒素を土に供給します。
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