最高裁へ行ってきます。

このかん慣れない会計処理や、ホテルや交通の手配に難儀しました。
ヒッチハイクとテントor居候で放浪をしていた私にとって、移動と泊まりにこんなにもカネがかかるというのは驚きであり不可解でもあり。
そして原告側はカンパや手弁当でやってるが、被告席には10人もの給料もらった県の代理人がいて、裁判中に居眠りしたりガムを噛んだりというのも不可解で。てゆーか水俣に来てよ裁判所も被告も。カネある人しか裁判できないのか?体が丈夫な人しか裁判できないのか?

という心の声はおいといて。。。

おじいさんが一人で始めた水俣病の裁判があります。
原田正純医師が亡くなる直前まで気にかけていた「水俣病溝口訴訟」です。
http://homepage3.nifty.com/mizogutisaiban/

提訴から11年以上、当時69才だったおじいちゃんは81才になりました。昨年福岡高裁で念願の勝訴判決を受けましたが、熊本県は上告し、水俣から遠く離れた東京の最高裁判所で闘うことになりました。

3月15日(金)、口頭弁論が開かれることになり、文字通訳介助で上京します。最近毎週出張してますが、今回は辛い体をおしての溝口秋生さんが一緒。更に気合が入ります。この間の手続はそのためです。自分の事務能力の低さを知る。

お近くの方、傍聴へいらっしゃいませんか?裁判っていうと難しそうですが、水俣の素朴で気のいいおじいちゃんが水俣病である母と子へ寄せる思いで始めたものです。おじいちゃんの胸のうちを、ぜひ聞きにいらしてください。

○最高裁弁論 傍聴
2013年3月15日(金) 最高裁第3小法廷
13:30~Fさん訴訟 15:30~溝口訴訟
集合場所:12:00 最高裁判所南門前

○もちろん報告集会だけもOK!
2013年3月15日18:30~21:00(開場18:00)
砂防会館(東京都千代田区平河町 2-7-5)
3階 「六甲」

写真は、先生が裁判所に着ていく服をお買い物中。ちょうどセール中で良い買い物ができました♪ありがとう水光社!

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