溝口秋生先生、Fさんの認定を受けて

 

 

 

溝口秋生先生、Fさんの勝訴確定を受けて…

先ほどの記事に書いたように、Fさん訴訟の勝訴が確定しました。
相思社と溝口先生宅にもマスコミからの問い合わせが
殺到し、溝口先生は相思社へ避難して来られました。連日の取材でお疲れの先生。私が代表取材をして、それをマスコミにFAXで流すという方法をとることにしました。
今日以降、先生はしばらく取材を断ります。

以下、聞き取ったことをアップします。

Q:Fさんの裁判継続断念を受けてどう思いますか?
A:良かったと思います。大阪の人たちと一緒に喜びたいですよね。できれば生きているうちに結果が出て、一緒に喜びたかったですね。最高裁で同じ日に同じ場所で判決がありましたからね。彼女のいた茂道と我が家はすぐ近所ですから地元と一緒ですからね。

Q:判決後、Fさんに対してはどう思っていましたか?
A:ずっと気になっていましたよね。あれだけの判決が私に出たわけですから、Fさんにも同じ判決を出して欲しいと思っていました。私の母だけ認定を受けて、「一人だけいい目にあって」と人に思われやしないかとも思っていました。私の母一人認定されるよりも、Fさんも認定してもらいたかった。

Q:Fさんの娘さんは、先生と同じ立場ですが。
A:Fさんが本人だったが、ここまで長くかかると、病気になったり亡くなったりする。ここまで長く引き伸ばしたことで、娘さんまで闘わないといけなくなった。しかしお母さんが亡くなって、よく娘さんが後を継いだと思う。うちだったら誰もしないかもしれない。

Q:Fさんは二回、最高裁の判決を受けています。一回は関西訴訟、二回目はFさん訴訟です。司法で認められたにも関わらず、放置され待たされ続けたことに対してどう思いますか?
A:なんと言っていいか。長く待たされているということは、その間が精神的に辛くてたまらない。本当に日本には法というものがあるのかと疑問に思う。私たちは何も悪いことはしていない。法と行政に振り回された。うちのおふくろの場合でも資料は意図的に県がなくした。

Q:今回の溝口さんの勝訴判決が、Fさんにも良い影響を与えたのではないでしょうか。
私の判決が出てすぐ、ということは何らかの影響があったかもしれない。私の判決がプラスの方向にいったことを喜んでいる。私があまりにも勝ちすぎたから、逆にそれがマイナスにならないかと心配していた。勝訴してよかった。第二世代訴訟原告の佐藤英樹くんたちにも良い結果が出るようにと願っていますし、応援しています。

 

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