茨城大学まち案内

茨城大学から環境教育を勉強しているゼミが水俣にやってきました。
頭石、御所浦島訪問、水俣病関連地めぐりという3日間になりました。

1日目は、頭石の村丸ごと生活博物館を見学しました。
石垣や水路など、自然をうまく利用する先人の知恵を村の中に見ました。


↑石垣について「学芸員」の勝目さん(左)から説明を聞く

2日目に訪れた御所浦島は、水俣から海上タクシーで40分。不知火海が360度みることができる烏峠まで歩きました。「御所浦ジオツーリズムガイド」の方に同行してもらい、御所浦の生活から発掘される化石のことまで、いろんな話を聞きながら登りました。
烏峠から水俣を見ると、意外と近くに感じます。漁船もポツポツ見られ、境界線のない海の暮らしと人の行き来が思われます。御所浦出身の人から聞いた「子どもの頃、烏峠から水俣を見てチッソの煙が上っているのがうらやましかった」という話が思い出されました。

↑ガイドの方から貝の化石について話を聞く。道端に転がっている石にも化石がポツポツとみられました。

最終日は、地元の学校の先生と水俣病関連地をめぐり、そのあと頭石の農産物と御所浦の海産物を使って、昼食をみんなで作って食べました。
献立は、タコ・銀杏・しいたけの炊き込みご飯、アオサと里芋のつみれ汁、お刺身(タコ、鯛)、ナマコポン酢、寒漬、サラダ玉ねぎのスライスでした。ぜんぶおいしかった!

↑タイの刺身を集中して切る。

水俣病を、ただ過去の出来事として捉えるのでなく、人と自然のつながりや、豊かで楽しい食卓という経験からその意味を考える機会になれば、と思って3日間をみなさんと過ごしました。春からは先生や公務員として働き始める学生さんたちもいますが、なにか心に残り続ける学びを持って帰ってくれたのではないかと思います。

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