資料整理の日を実施

2月27日、資料整理の日をしました。今回の参加者は、東京からTさん、関西からEさん、3月まで水俣滞在中のSさん。

EさんとTさんでカセットテープの整理作業を担当してもらいました。
ハードな環境に置かれていたカセットなので、まずは、ホコリやカビを落とすクリーニングの作業をします。保存の道は掃除から。

Sさんは、石牟礼弘さん関連資料の目録化を進めてもらいました。
段ボールに私信や書類がひたすら詰め込まれた状態だったので、おおまかに分類して紙袋に入れてもらいました。中には紙の資料だけでなく、書道の墨など所持品も。

Sさんご自身の研究テーマと関連する資料群ということで、熱心に見ながら作業してくださっていました。

終了後、Sさんが「資料を手に取ると、人柄とか、その人が書かなかったこともわかるような気がする」と話をされていて、そうだなあ、と思いました。確かに資料には力があるような気がします。紙に書かれている内容は情報として書き写されたり、別の形になって活用され伝えられていきますが、現物の資料が持っているのはそれだけではないと思うのです。肉筆の体温のような力でしょうか。

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