相思社は今、過渡期です。

相思社は今、過渡期です。

第2世代の職員は既に60歳を過ぎました。

第3世代である私たち若手スタッフにとって、相思社のこれからを真剣に考える時期が、今です。

「これからの相思社を継ぐぞ!」「相思社を乗っとるぞ!」「打倒常務理事!」と勢いだけはあるのですが、経験値が低く、普段もデスクワークが多く引きこもりがちで、どうしても古参職員の眼鏡でものを見がちになっている現状があります(私たちの在籍差は23年。私は在籍4年ですが既に彼らの次に古い職員です(笑))

自分たちの考えをしっかりと作ることが、これからの相思社を作っていくことに繋がる。そんなわけで、今年に入り「相思社の今後のあり方を考える委員会」を立ち上げました。この会を通じてできるだけ外に出て勉強し相思社を作りながらネットワークも作っていこうと欲張りなことを考えています。

今日はその作業部会「人の意見を聞く」第一弾で、相思社職員葛西と私たちの強い味方の作業会メンバーMさんとで愛林館の沢畑亨さんに意見を聞きに行ってきました。

愛林館は水俣市久木野の村おこし施設で、久木野地域振興会の管理です。1994年に全国公募で選ばれた館長が沢畑さんです。http://airinkan.org/index.html
沢畑さんは、運営の方法、ネットワーク・知り合った先に出向くことの大切さ、水俣病患者が幸せに暮らせる理想的状況の提案、愛林館からみた相思社の強み及び弱み、ボランティア受け入れのノウハウ(沢畑さんはボランティアの果たす役割にとても重きを置いています)など、多岐にわたって貴重なお話くださいました。その後のメールでミッションももらいました。
相思社を違った視点から見ることができたこと、わざわざ外に出たことが「今後」に向き合う貴重な時間になりました。

これをきっかけに、できるだけ色々な人の意見を聞きながら視野を広げ、相思社のこれからを考えていきたいと思います。皆さんの元にもお伺いすることがあるかもしれません。そのときはどうぞよろしくお願いします。

最後に、沢畑さんの著書をご紹介。私たちは貴重な森林を何気なくタダで使いその保全を妨げていることを知りました。ちょっと愕然としました。でも思わずクスっとわらっちゃうユーモア溢れる場面も。「森と棚田で考えた」。販売100万部突破を希望、絶賛在庫中(笑)とのこと、応援します!http://www2.ocn.ne.jp/~tanada/moritotanada.html

カテゴリー: 活動のきろく パーマリンク

コメントは停止中です。