永野「母女の会」で講話

2020年2月8日、「第66回 母と女性教員の会 熊本県集会~子どもたちに平和で安全な未来を~」熊本県教育会館にて講話をさせていただきました。

基調講演に続き、4つの分科会に分かれ、永野の担当する「特別講座 水俣の現状〈水俣病患者さんの声から〉」には約30名参加していただき満席となりました。約2時間おつきあい下さり、ありがとうございます。

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熊本県教育会館で行われる「子どもや教え子を再び戦場に送らないための母と女性教職員の会」(通称「母女の会」)の分科会で水俣のお話をさせていただきます。親や教員や女でなくとも、どなたでもご参加いただけます。
12時15分からの基調講演では「LGBTだけじゃない!多様な性を知る」というテーマで、「ダイバーシティWakuWaku」の曽方晴希さんと蒲生トーマス逸司さんが話をなさいます。以前に水俣の母女の会で話を聞かせてもらいました。基本的な知識の提供だけでなく、ご自身を語ってくれたり、問を与えてくれたり、クイズ形式で疑問を解消してくれたり。自分ごとと思わせてくれるお話で今回も楽しみにしています。
14時からの分科会では、友人の森あいさんが、「性の多様性」と題して新しい性教育を考えていくとのこと。繊細な感性をもった人で、話を聞きながら救われた思いになったことがあります。弁護士をしているので、法律に関することも質問できると思います。ぜひこちらにも参加してほしい。
他にも医療的ケアが必要なともに学んだ中学の同級生と一緒に進学したいと受験した16歳が二回も「県立高校の定数内不合格」となり、三回目に向けて行政とのやり取りをしていることや、八代に5年前から「外国ルーツのこどもたちのこと」を取り巻く社会的状況と活動を紹介しながら考える分科会が行われるとのこと。全てつながっていると感じ、どの会も興味があります。
熊本県内ですらタブー視される雰囲気の中だからこそ、重要な機会をいただいたこと肝に銘じて、精一杯を尽くします。
熊本県内のこどもたちは、熊本県の補助金を使い、毎年必ず水俣に来ます。しかし(だから?)水俣病歴史考証館(相思社内に併設)を見学することはありません。現場におられる先生方に、水俣や私たちの活動の話を聞いていただく機会をもっと持ちたいと、思っています。この度は、ほんとうにほんとうに、ありがたく思います。
アクセスはこちら↓
http://www.kumamoto-kyouiku-kaikan.jp/access.html

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